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ATMでも顔認証 [注目ワード]

セブン銀行はキャッシュカードがなくても、顔認証で現金の入出金ができるATMを設置することを発表しました。
来年春からは、お金の入出金に必要なのは顔認証と暗証番号の入力だけで、キャッシュカードはいらなくなるということです。 
NECが開発したシステムを利用し、あらかじめ顔を登録する際には、マイナンバーカードや免許証などの写真と本人の顔を組み合わせて認証するとのことで、登録の段階で他人がなりすますのは難しいということです。もちろん、写真やお面をATMのカメラにかざしても認証されないということです。
ATMも銀行にとってはかなりコストがかかるようで、台数が減ったり廃止されたりしています。このためセブン銀行では、ATMの高機能化を進め、1台あたりの収益力を高めるようです。
先日、とある銀行で本人確認作業を行ったのですが、本人確認書類の写真と、本人の顔写真、本人確認書類を持った写真、手のひらをカメラに向けた写真、と計4パターンの写真を提出しました。ずいぶん厳しい本人確認だと思っていたのですが、顔認証機能を使うための準備を随時進めているのですね。
何も持たずにATMが使えるようになるのはとても便利ですが、これから銀行口座やクレジットカードを作る時はちょっと手間が増えるかもしれません。


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ステマの規制 [注目ワード]

10月1日から、いわゆる「ステマ」が法律上の「不当表示」として指定され規制の対象となりました。 
「ステマ」(ステルスマーケティング )とはインターネット上で個人の感想を装って特定の商品を宣伝する、消費者を欺く行為です。これまで日本では直接規制する法律がなかったため消費者庁は景品表示法で定める不当表示に指定しました。
違反行為が確認された場合、広告主は消費者庁が再発防止を命じる措置命令の対象となり、企業名も公表されます。従わなければ2年以下の懲役または300万円以下の罰金などの罰則が科されるものです。
今回はインフルエンサー側は罰則の対象外ですが、「広告主から謝礼をいただいて投稿しています」といった記述を表示したり、「#プロモーション」「#PR」「#宣伝」「#広告」の4つのどれかを示したうえで、広告主の企業などがはっきりと分かるようロゴやブランド名などを明記するよう求めています。動画の場合は、動画内の冒頭で広告だと伝えることなども求めています。 
これまでは個人の感想なのか、企業から依頼されたて紹介しているのかよく分からなかったSNSやブログが、はっきり区別されて消費者としてはわかりやすくなって良いですね。


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LINEヤフー [注目ワード]

10月1日にヤフーとLINEが合併し、「LINEヤフー」になりました。どちらも、ソフトバンク連結子会社のZホールディングスの傘下にあり共通するサービスも多いことから統合が進んだようです。
それぞれのユーザーには「ヤフー株式会社とLINE株式会社の利用規約統合のご案内」に関するメールが届いています。
それぞれのサービスを使い始めるときに「情報利用に関する同意について」で同意した情報は、LINEヤフー株式会社として従前の範囲で継続利用されますが、新しいプライバシーポリシーへの同意については10月4日から順次Yahoo! JAPAN、
LINE上で表示される予定だそうです。
ユーザーにとっては急に何かが変わるという影響はあまりないようですが、「Yahoo! JAPAN ID」・「LINE ID」・「PayPay ID」の各IDは今後連携させていく方針を打ち出しています。
ID連携をしなくても、現在のサービスが使えなくなることはないそうですが、これから開始される特典や新サービスはID連携が前提になりそうです。
早速、「Yahoo!プレミアム」と、「LINEスタンププレミアム ベーシックコース」がセットになった「LYPプレミアム 」の開始が予定されています。現在Yahoo!プレミアムの会員は、自動的にLYPプレミアムの会員に移行しますが、LINEアカウントとの連携が必要です。
「LINE Pay」も「PayPay」に、統一される予定で、ポイントも統合されるようです。
Zホールディングスのグループにはアスクル・一休・ZOZO・出前館・dely など普段よく使っているものも多くあります。
この機会に、ご利用のサービスに登録してある自分の情報をチェックしておくことをお勧めします

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キャッシュレス決済 [注目ワード]

経済産業省は、キャッシュレス決済比率を2025年までに4割程度にするという目標を掲げ、キャッシュレス決済の推進に取り組んでいます。
2022年のキャッシュレス決済比率は、36.0%だそうです。
その内訳は、クレジットカード30.4%(93.8兆円)、デビットカード1.0%(3.2兆円)、電子マネー2.0%(6.1兆円)、コード決済2.6%(7.9兆円)だそうです。コロナ前から比べるとかなり進んだようですが、韓国94.7%・中国60%・カナダ62%・オーストラリア59%・シンガポール57.6%・スウェーデン48.9%・アメリカ47%・フランス44.8%と、諸外国と比べると日本はまだまだ低く見えます。でも、ドイツ17.9%やイタリアなどのように先進国でも日本より低い国もあります。
キャッシュレス化が進まない原因は国によって二分していて、現金への信頼性が高かったり銀行決済が普及している国と、発展途上国などでキャッシュレスのインフラが普及しておらず現金決済もスムーズに行われていない国です。 
日本は前者で、さらに盗難の少なさや現金を落としても帰ってくる「治安の良さ」やレジ処理が正確で速く、現金取り扱いの煩雑さが少ないこと、ATMが各地にある利便性の高さなどが挙げられています。これだけ現金の良い点が多ければキャッシュレス化が進まないのもしかたなさそうですが、東京都に限れば54.1%とすでに目標を大きくクリアしています。
人手不足の労働力解消や外国人観光客への対応、購入履歴データの活用などのため、さらに普及が進められます。




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図書カードNEXT [注目ワード]

図書券や図書カードは最近はあまり見かけなくなりましたが、かつてはちょっとした御礼やギフトなどによく使われていました。図書券の方は2005年に発行は終わっています。まだ利用はできますが、お手元にある方は早めに使った方がよさそうです。
図書カードは1990年に図書券と並行して発行されるようになりました。磁気カード式で釣銭の処理が不要になり、図書券に変わって主流になりました。利用に有効期限はありません。
そして6月1日からは「図書カードNEXT」の発行がはじまりました。QRコード読取り方式の新しい図書カードです。
こちらはオンライン書店でも利用できます。
以前の図書カードの残高はカードのパンチ穴で確認しましたが、図書カードNEXTはカード裏面にあるQRコードをスマートフォンのQRコードリーダーで読み取るか、図書カードNEXTのホームページから「残額確認」へ移動してカード裏面にあるID番号とPIN番号(スクラッチ部分を削る)を入力することで、カード残額と利用履歴が確認できます。 
ただし有効期限は10年となりました。期日は、カードの裏面やQRコードの画面に表示されています。


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XR(cross reality)-AR,VR,MR とは? MR [注目ワード]

アップル社が6月5日にMRヘッドセット「Apple Vision Pro」を発表しましたね。
MRヘッドセットは実空間とコンピュータのディスプレイを融合するMR技術に対応し、新たに「空間コンピューティング」を実現するものでデジタルコンテンツを現実の世界とシームレスに融合する」そうです。
仮想空間を利用する技術にVR・AR・MRと色々ありますがどう違うのでしょうか?
VR(Virtual Reality)は「仮想現実」のことで3DCGで作られた世界や、360度カメラで撮影した写真や動画の中に入って仮想空間を楽しめるものです。自宅のリビングにいる状態で、遠い国の風景を楽しんだり、誰かが作った町や村、お店などの仮想世界に入り込んで、そこで自由に過ごしたりすることができるのがVRの魅力です。メタバースなどがVRとなります。
AR(Augmented Reality)は「拡張現実」で、目の前に見えるリアルな現実の風景に、さまざまな情報を付け加える技術です。VRが仮想現実をディスプレイに映し出すのに対して、スマートフォンゲーム『ポケモン GO』などは現実の風景に非現実のキャラクターなどを重ねます。カメラアプリ「SNOW」の撮影機能などもARです。
そしてMR(Mixed Reality)は「複合現実」で、ARをさらに拡張し、実際にそこにないものを現実世界に重ね合わせて表示し、自由にコントロールできます。VRとARを組み合わせた技術です。
これらはすでにヘッドセットやグラスが販売され体験することが出来ますが、Apple Vision Proはコントローラーは存在せず、音声認識と視線認識、手のモーションだけで操作が完結するそうです。未来を感じますね。
また、これらの技術を総じてXR(cross reality)と呼ばれています

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ゲーム実況 [注目ワード]

ゲームをする様子を動画投稿サイトで配信する「ゲーム実況」が人気です。他人がやっているゲームをユーチューブなどで見るわけですがゲーマーやユーチューバーだけでなく芸能人も配信しています。
新作ゲームの内容を動画に流してゲーム会社は何も文句を言わないの?と思いますが、販促につながると期待して多くのゲーム会社が容認しています。
とはいえ、各社はガイドラインを策定しており配信者の動画は独自色のあるものが前提とするのが一般的です。絶対ダメなのは「ネタバレ」ですが、先月ネタバレのゲーム実況で初の逮捕者が出ました。にも関わらずネタバレ実況は後をたちません。
人気の背景には若年層のタイパ(タイムパフォーマンス)重視志向があり、「映画、ドラマ、ゲームが、コンテンツ鑑賞というよりも情報処理として視聴される傾向がある」そうです。
映画やドラマを倍速で視聴する人が増える中、ゲームまでが自分で操作して楽しむ、というより情報の一つとして消費されているのですね。


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雑誌 [注目ワード]

コンビニ大手が都心部で雑誌棚の完全撤廃を検討しているそうです。かつてはコンビニの雑誌コーナーは花形で、店外から立ち読み客で賑わう様子を伝えることでお客様に安心して来店してもらうような狙いもありました。しかし最近では雑誌はコンビニの売り上げの1%程度になっているそうで、売り場もどんどん奥まった場所に追いやられています。
雑誌が売れない原因の一つとして、価格が高くなっていることがあります。月刊誌などは1,000円を超えるものがほとんどです。また、文庫も平均で800円を超えたそうです。1,000円後半の値段の文庫本も珍しくありません。値上げの要因は紙代や運搬費用の値上げです。付録がメインの雑誌も少なくありません。
一方、PCやタブレットで読む雑誌のサブスク(定額)読み放題サービスが多数あり、ユーザーが増えています。
「楽天マガジン」や「dマガジン」「ひかりTVブック」などの
雑誌専用の読み放題サービスもあれば、「Kindle Unlimited」や「ブック放題」のように電子書籍やコミックも読めるサービスもあります。こういったサービスでは月額500円~1,000円程度で色々な雑誌が読み放題となります。
本を1冊ずつ買うより断然お得感がありますし、読み終わった雑誌の処分も必要ありません。
紙の雑誌は休刊や廃刊も相次いでいますが、デジタル版だけでも残ってほしいですね。


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デジタル円 [注目ワード]

日本銀行が「デジタル円」の導入検討を進めているそうです。
デジタル円とは新たな日本円の電子的な形態であり、実現した場合スマホのアプリなどで管理・買物・送金などに利用できる法定通貨だそうです。 
使い方はPayPayやID決済などの電子マネーと変わらないようですが、今のキャッシュレスで使う電子マネーは、日本円をベースに各企業が発行したものです。それに対して、デジタル円は通貨そのものです。 
そのため複数の企業や国をまたいでスムーズに取引できる新しいマネーになるそうです。 
今は検討段階で、具体的にいつ、どうなるかは決まっていないようですが、税金の支払や給与の受取をデジタル円で実施できるなど、実現されるとまた世の中が大きく変わりますね。


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ChatGPT [注目ワード]

何かと話題の多い「ChatGPT」ですが、G7のデジタル・技術相会合では「信頼できるAI」の議論が行われました。文章や画像を自動的に作り出す「生成AI」の開発や規制のあり方が大きな議題となっています。ヨーロッパ連合の国々が法規制を含めた厳格なルール作りを目指す一方、日本やアメリカは、民間のガイドラインに基づくルール作りを目指したい考えで、こうした立場を踏まえて議論が交わされる見通しです。もうG7サミットの議題になる程の注目ぶりです。
でも、議論されている間にも技術はどんどん進んでいて、4月末には米マイクロソフト(MS)が、ChatGPTを開発した米新興企業オープンAIの技術を利用した検索エンジン「Bing(ビング)」の試験版の一般公開を始めました。
これまではBingで利用するには順番待ちリストに参加して承認を得る必要がありましたが、この手続きをなくし、MSのアカウントを作りBingにサインインすれば誰でも使えます。
チャット機能では文字での回答に加え新たに画像や動画も表示されるという事で、よりイメージが伝わりますね。
検索エンジンはグーグルのシェアが大きいのですが、グーグルも対話型AI「Bard(バード)」を発表し、検索への追加も予定しているそうです。
ちなみに本家ChatGPTは、「https://chat.openai.com/」で、初めての方は「Sign up」からアカウント登録をして、ログインして利用します。


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