デジタル終活

自分が死んでしまった時、残されれたスマートフォンやパソコンなどの情報はどうなるのでしょうか？

スマートフォンにロックをかけている場合、パスワードは本人以外は知ることが出来ません。数年前、犯罪に使われたiPhonのパスコードの開示を求めったFBIに対してApple社が拒んだのはよく知られているところです。

持ち主が死んでしまっては家族であってもスマートフォンのパスコードは解除されませんが、中には遺族が気づかないと危険な重要な情報もあります。例えば、ネットの銀行口座や証券会社の口座・定期的に料金が引き落とされるサービスなどです。

SNSやブログ、ホームページも退会しなければ永久に記事が残ってしまします。このようなお金に絡むものや重要な情報はあらかじめ家族に伝えておくのが良いでしょう。もしくはエンディングノートを作成するなどしておきましょう。遺族に存在が知られていれば、アカウントを削除したり、訃報を載せてもらったりという措置が取られる可能性があります。

また、逆に知られたくないプライベートな情報もあるでしょう。何を残すか削除するかを明確にエンディングノートなどに指示しておきましょう。

他人には見せたくないファイルを完全に消去するフリーソフトもあります。誰かがデスクトップ上の指定したファイル（削除ショートカット）を実行する事で、予め暗号化してあった"メッセージ"を表示すると共に、バックグラウンドで"削除対象ファイル・フォルダ"の削除処理を開始します。

万が一に備えて、ひと昔前以上に、家族に伝えておくべきことはたくさんあるようですね。

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