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ツイッターの偽フォロワー削除 [パソコン]

ツイッターは7月の上旬に全世界の偽アカウント(他人になりすましたり、架空で作成したアカウント)の削除を大規模に行うと発表し、その後、実際に数千万のアカウントが消えました。
消えたのは全フォロー関係の6%に当たるそうです。
たとえばトランプ大統領のフォロワーからは34万人が消えました。これらはフォロワーの数を水増しするために開設された偽アカウントです。
ツイッター社は政治家やモデル、作家などでフォロワーを外部事業者から買っている例があると指摘しています。
実際、今年1月にはフロリダ州にある企業が実際に存在する人の画像や名前を大量に盗用して偽アカウントを作成し、フォロワーが欲しい企業や、個人に販売するサービスを行っていました。
ではなぜ、数字上だけのフォロワーが欲しいのでしょうか?
今はネット上で影響力のある人に企業から仕事の依頼が来るからです。
ネット上で影響力のある人たちを「インフルエンサー」と呼び、企業がインフルエンサーに仕事を依頼する時、基準の一つになるのがフォロワー数です。
フォロワー数が多いとそれだけ注目されているという事になり、宣伝効果も期待できるからです。
しかし前述のようにフォロワーはお金で買う事が出来ます。(ツイッターの利用規約違反に当たります)
こうした偽アカウントはSNSの信頼性を揺るがすもので、削除に踏み切ったものと思われます。
利用する際はフォロワーの多い少ないに惑わされず、つながりを大切にしたいものですね。


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