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デジタルウェルビーイング(Digital Wellbeing) [注目ワード]

近頃「well-being(ウェルビーイング)」という言葉をよく聞きます。
厚生労働省は、『「ウェル・ビーイング」とは、個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念。』と定義しています。
社会福祉やビジネスの場でよく使われる言葉ですが、デジタル環境でも使われるようになってきました。
デジタルウェルビーイングとは「デジタル機器やテクノロジーと適切な距離を保ち、ウェルビーイングであること」を指します。
スマホの使い過ぎは、スマホ依存やスマホ中毒、スネイクネック、ドライアイ、集中力の低下などの心身の不調をきたすと言われていますが、それらの不調からユーザーを解放し、むしろデジタルデバイスを使うことで心も体も健康で幸せな状態になれるようにすることだそうです。
具体的には、GoogleがAndroid 9(2019年)からスマホにデジタルウェルビーイング機能を追加しました。
「設定」の「DigitalWellbeingと保護者による使用制限」です。
最新版のAndroid12では、おやすみモード・サイレントモード・フォーカスモード・ダッシュボード・アプリタイマー・ファミリーリンク・前方注意、などを設定でき、スマホの利用時間や使い方を自分でコントロールする手助けをしてくれます。
ダッシュボードでアプリの利用時間やロックを解除した頻度などの確認をし、アプリタイマーで使うアプリの1日の上限利用時間を決めて使い過ぎを防ぐ、睡眠時や仕事中にメッセージなどの通知で集中が切れるのを防げます。また子供のスマホの利用時間やアプリ・ウェブサイトの管理も出来ます。
AppleのiOS 12にも、おやすみモード・通知の管理・Screen Time
などの機能があり、同様に自分に合った利用を設定できます。


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