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Excelの新機能スピル [パソコン]

Office 365 や2019の Excel には「スピル」という新機能があります。スピル(Spill)とは「溢れる、流れ出す、こぼす」という意味ですが、この機能を使えば、絶対参照も数式コピーも必要なくなるという画期的な機能なのです。
例えば売上など単価と数量を掛け算していく表の場合はこれまでだと最初のセルに入力した「単価×数量」の式を最後のセルまでコピーしましたが、スピルでは単価の範囲×数量の範囲を一番上のセルに入れるだけです。
割合を求める場合も「売上÷全体売上」の全体売上に$を付けて絶対参照にする必要はありません。 
ただし、Excelが勝手に計算してくれた範囲は編集ができません。自動で計算されたセル(ゴースト)の値を編集したい時は最初に作った数式ですべてを編集します。
スピルが機能することで活用できる新しい関数も続々登場しています。気になった方は教室のPCでぜひ体験してみて下さいね。


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パスワードの自動入力 [パソコン]

コロナ禍で色々な事をネットでするようになり、管理しなければならないアカウントとパスワードが増え続けています。
昔は4桁の数字程度だったパスワードが、今は桁が増え数字英字大小文字を入れないといけなかったり他のサイトと同じものはいけない、となると全て覚えておくのは不可能です。
サイトでパスワードを入力した際に、「パスワードを保存しますか?」といったメッセージに「はい」を選ぶと、機械がパスワードを覚えておいてくれるのでこれは便利です。
パソコンが覚えたサイトのアカウントとパスワードは、それを使ったブラウザ(アプリ)それぞれの設定画面で確認することができます。
「Edge」でしたら右上の「…」の中の「設定」(歯車マーク)をクリックして開く、設定のプロファイル画面の中の「パスワード」の項目をクリックすると一覧となって確認できます。パスワードは隣の目玉アイコンをクリックすると表示されます。
「Google Chrome」も、右上の縦の「…」をクリックして開く設定画面の「自動入力」→「パスワード」で確認できます。
「safari」では、メニューの「safari」の中の「環境設定」から「パスワードパネル」を開きます。
iPhoneでは「設定」アプリの「パスワード」です。
androidでは各ブラウザの「…」からです。
自分が忘れてしまったパスワードももしかしたら機械で確認出来るかもしれないので、整理する時にも役立ちます。
でも裏を返せば、万が一機械を紛失したり、誰かに見られたりすると全て知られてしまいます。
特に起動時のパスワードを省略している方は要注意です。
また、ネットに繋がる以上ウィルスやハッキングで流出しない保証もありません。メールアドレスに直結するような本当に大切なパスワードは自動入力はやめた方が安全です。
パスワードの管理も重要度に応じて、使い分けてください

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Flash Player [パソコン]

Flash Playerのサポートが2020年12月31日で終了しました。
少し前までは、Webサイトに載っている動画やアニメーション、ゲームなどの動くコンテンツを閲覧するには「Flash Player」が必須でした。
でも、2021年1月以降はFlash Playerコンテンツもブロックされるそうです。各ブラウザでも随時アップデート時にFlash Playerは削除される予定です。以前は普通に見られていたサイトが閉じられたり、表示が変わっていたりしませんか?
Flash Playerはセキュリティが脆弱で何度も問題が見つかり、サイバー攻撃の標的になったりしました。データ容量も重くなり、ページの表示や反応が遅くなりがちでした。
そして何よりもスマホがFlash Playerに対応しなくなったのです。そのため、Flash Playerの利用を止める動きになったのです。
利用者が減少しているサイトやコンテンツはこのままなくなってしまうものもあると思います。
利用者からすると、代替の技術でなんとか存続してほしいです。

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パスワード付きのZIPファイル [パソコン]

平井卓也デジタル改革担当相は11月17日の会見で、メールでパスワード付きファイルを送り、パスワードを別送する方法ついて、26日から内閣府、内閣官房で廃止すると発表しました。
添付ファイルを第三者に見られなようにするにはこれが一番安心だと思っている方も少なくないと思います。が、安全ではないというのが政府の見解のようです。
パスワード付きZIPファイルはパスワードがなければ開けないため、パスワードを知られなければ誰にも見られません。しかしパソコンではパスワードなしでディレクトリ構造やファイル名を確認できます。決して暗号化されている訳ではありません。
さらにパスワードの入力を何度でもでき、何度か間違えるとブロックされてしまうということがないので、開いてしまう可能性もあるのですね。
もっと深刻なことはパスワード付きZIPファイルはセキュリティソフトのスキャンをすり抜けてしまうこともあるそうです。
添付ファイル付きメールが“盗聴”された場合、パスワードも“盗聴”される可能性が高いため、手間がかかる割にほとんど意味がないということです。 


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Googleフォト [パソコン]

Googleフォトのサービスが2021年6月より有料化されるとの発表がありました。
Googleフォトは、画像を「元のサイズ」と「高画質」の2種類の設定のどちらかを選択して保存することができ、「高画質」であれば無料で容量の制限なく利用できるので、写真をたくさん撮る人には安心便利なサービスでした。そのため、既に大量の写真を保存している人は慌てたようです。
とはいえ6月1日以降も15GBまでは無料で使えますし、今までバックアップしていた「高画質画像」は今後の容量に含まれません。もちろん消えるわけでもありません。
6月1日以降に15GBを超えて利用するには、100GB月額250円の有料サービスへの申し込みが必要です。
15GBは、フォト/Gmail/ドライブでの合計の容量ですが、あとどれくらいもつのかは「使用状況に基づく見積もり」(https://photos.google.com/storage)などで確認できます。
また、6月以降には保存容量の上限に近づいたらメールで連絡をくれるそうで、Googleによるとほとんどのユーザーは数年間対応の必要はないということです。
Googleに限らず多くの会社がクラウドサービスを行っていますが、appleのicloudは5GBまでが無料で50GBまでは月額130円、200GBまでで400円、 Microsoftのonedriveも5GBまでが無料で100GBまでは月額224円、 Dropboxは2GB までが無料です。 
Googleの15GBまで無料というのはそれでも良心的ですね。
最初は無料でお試しして、さらに良いサービスを利用したければ有料プランへ移行するというのは多くのサービス・アプリでみられますが、ユーザー数のわりに収益が見込めていないのが現状のようですので、今後有料化が加速するかもしれませんね。


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古いパソコンの無料回収 [パソコン]

パソコンを新しく買った時、古いパソコンをそのまま下取りなどで引き取ってもらえるといいのですが、料金がかかったりデータの引っ越し等のためすぐに手放せないことも多いです。
リネットジャパンは2013年にスタートした「使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律(小型家電リサイクル法)」に基づく国の認定事業者で、回収・リサイクルを行っています。京都市も2014年から提携していますが、11月2日にはさらに増えて283の自治体が提携協定を結んでいます。
パソコンは「捨て方がわからない」や「データが心配」という理由で家庭やオフィスに残ったままになりがちですが、レアメタル等の有用な金属を有効に活用するためにも、きちんとリサイクルに出す方がいいです。
リネットでは回収の対象品目は400品目以上で殆どの家電製品が対象ですが、パソコンを含むと通常1500円の回収料金が無料になります。ネットからの申し込みになりますが、手持ちの箱に詰めておくだけで、佐川急便が自宅まで取りに来てくれます。
詳しくはリネットジャパンのHPでご確認ください。
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データセンターは海底に [パソコン]

「マイクロソフトは2018年にスコットランドの海底にデータセンターを丸ごと沈める実験を行いました。海中に沈められたデータセンターは2年後の2020年に引き上げられ、Microsoftは実験が成功したと発表。『海中にデータセンターを沈める』というアイデアが優れたものであると発表されています。」
海底にコンピューター沈めて大丈夫なの?と思ってしまいますが、むしろ海底に沈めることで「信頼性とエネルギー効率の高いデータセンターが実現できる」らしいです。もちろん浸水したりしませんよ。データセンターを海底に設置することでサーバの故障率は約8分の1にまで抑えることが可能になるそうです。でもメンテナンスや修理はできるのでしょうか?と思ったりしますが、「そもそも故障率が非常に低くなるため、保守点検が困難という欠点よりも故障率が低いという利点の方が大きい」と判断されるそうです。データセンターは大量の電気を使います。最も大きいのがサーバの発する熱を冷やす空調です。データセンターの省エネ化を実現するためには、できる限り電力を使ってサーバを冷やすのではなく、自然の力を使って冷却することが望ましいので、周囲を水でおおわれた海底にデータセンターを設置し、海水で冷やし続けるという発想が生まれました。という訳で、いいことずくめのように思えます。将来データセンターは全て海の底かもしれません。


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バージョン [パソコン]

9月1日にiPhoneやiPadの最新バージョン「iOS 13.7」がリリースされました。
Windows10も5月の大型アップデートが提供され始めています。
OSと呼ばれる基本システムプログラムは、セキュリティや拡張性の面から常に最新にしておくことが望ましく、バージョンが古いと不都合が起こることもあります。
通常は自動で行われるか、通知が表示されますので、通知が表示された時はアップデートしておきましょう。
各OSの現在の最新バージョンと確認方法は次の通りとなります。


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Androidは端末によりカッコ内のメニューが飛ばされている場合があります。見当たらなければ次の項目を探してください

breathlogotoumei.pngインターネット・パソコンぶれす


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オンライン会議のマナー [パソコン]

気軽に参加できるオンライン会議にもマナーがあります。
基本的には各グループごとで共通の認識さえあればいいわけですが、ネット上では一般的なマナーがまとめられていたりします。
①自分が話す時以外はミュートを使いましょう。
②無表情のまま動かないのはNGです。あいづちやうなずきなどで「聞いていますよ」という事を表します。
③1人でしゃべり続けないようにしましょう。リアルよりさらに口を挟みにくいので、簡潔に話すよう心がけましょう。 
④人の発言に自分の発言をかぶせないようにしましょう。自分が発言してから相手に伝わるまでに若干タイムラグがあるので、言葉がよりかぶりやすくなります。
⑤逆光は避ける。窓など光が入るほうを背にしてカメラに向かうと、ほとんどシルエットのような状態になってしまって表情がわかりません。
⑥その他、服装もTPOに応じてカジュアル過ぎないように。(下半身も映る場合があります)
等、まあ色々大変そうです。
最近では「Zoom映え」という言葉もあったりして、部屋の背景をバーチャルなものしたり、バーチャルなお化粧も出来るアプリもあるようで、とっても便利(?)です。


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巧妙化したフィッシングメールに注意 [パソコン]

ネットショッピングやネットサービスの利用者の増加が加速していますがそれに伴い、フィッシング詐欺も後を絶たないようです。
詐欺メールについては何度もお伝えしていますが、メールの内容が巧妙化している上に、この時期はお中元とも重なりますので、さらに注意が必要です。
知らない送信者のメールを開けないのはもちろんですが、
「実在するクレジットカード会社や銀行と称して偽サイトに誘導し、クレジットカード番号や口座番号を盗む」
「登録しているWebサービスの本人確認やメンテナンスを理由に、アカウント情報を入力させる」等の手口では本物か偽物かが分かりづらいので困りものです。
また、宅配業者や郵便局を装って再配達の為と誘導するケースは、SMSなどで来ることが多いです。
リンク先をクリックさせて偽サイトへ誘導するのが一般的ですが、メールの場合パソコンならカーソルをあわせると、リンクの接続先が表示されます。スマートフォンならリンクを長押しする等(機種によって違います)で表示されます。
リンクをクリックする前に、接続先のアドレスを確認することで少しは真偽を判断できます。
少しは、と言うのは少し前ならこのアドレスが、明らかに違う名前だったり、長い英数字ばかりだとか鍵マークがない、といった見た目で判断できました。今でもそういうアドレスもあります。でも最近は本物のサイトのアドレスに似せて
O(オー)と0(ゼロ)、l(エル)とI(アイ)などぱっと見で分からない文字が使われていたりします。
不安な場合は面倒でもブラウザからマイページなどで手続きするのが一番です。
一般財団法人 日本データ通信協会の迷惑メール相談センターのmeiwaku@dekyo.or.jp へ転送すると、「総務大臣及び消費者庁長官による違反送信者への措置、電気通信事業者による送信防止対策に活用させていただきます」だそうです。



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